エントリーフォーム最適化(EFO)でお問い合わせの数を増やす。その3
投稿日時:
この記事は約 4 分で読めます。
大丈夫、あなたなら出来る!
ソーシャル・マーケティング協会 代表理事の白鳥友康です。
エントリーフォーム最適化(EFO)のポイント、前回の続きです。
★魅力的な文章で入力を促す
前回、「お問い合わせフォームは、セールスページだと思え」とお伝えしました。つまり、お問い合わせをしてもらうために最善を尽くせ。ということです。
よくあるパターンですが、お問い合わせフォームの上部にそっけなく「下記のフォームに必要事項を入力して、送信ボタンをクリックしてください。」と記載されていることがあります。これは非常にもったいないです。
せっかくお問い合わせフォームまでユーザーが辿り着いているのに、そっけない文章ではお問い合わせをせずに離脱してしまいます。最後の背中を押してあげる説明文を用意して掲載しておきましょう。
★「クリア」ボタンは必要ない
フォームの項目に入力をした後、「確認画面を見る」ページに移動しますよね。その時に「クリア」とか「リセット」というボタンが設置されているのを見たことがありますよね。
このボタン、ハッキリ言って邪魔ですよね。
せっかく項目に入力した内容を誤って「クリア」ボタンをクリックしてしまって消してしまった人も多いと思います。同じ内容を二回入力する辛さは想像以上です(苦笑)
確認画面まで移動したら、後は「送信」ボタンだけあれば良いです。送信したくないユーザーは、そのまま画面を閉じます。そもそも「クリア」ボタンなんて必要なかったのです。
ちなみに、海外のお問い合わせフォームには、ほとんどの場合、入力確認画面がありません。なぜ日本のフォームには確認画面があるのでしょう?ユーザーにひとつのアクションを要求する度に離脱数が増えるのですから、確認画面は必要ないはず。
これは検証していませんが、恐らく確認画面が無いほうがお問い合わせ数が増えるでしょう。後でデータを取って検証してみたいところです。
★必須項目を※で示さない
項目名の横に「※」が記載されていて、フォーム欄外に「※は必須項目です」と記載されているフォームが多いですよね。なぜこういった表記方法が広まったのかは不明ですが、「※」と記載されている部分に「必須」と記載したほうが、ずっと分かりやすいです。
たった1文字の違いですから、スペースが足りないということでは無いでしょう。簡単に変更できる部分なので、ぜひ「必須」と記載してあげてください。
★記入例を記載する
入力項目欄を羅列するだけでも良いですが、項目の内容によっては、どんな内容を記載すれば良いか分かりにくい項目もあります。そんな場合、近くに記入例が記載されていれば、項目に入力すべき内容をひと目で伝えることが可能です。
自分が入力するときも、意外と記入例って見ていると思いませんか?これも簡単な変更なので、ぜひ記入例を記載してあげてください。
★その他、細かいポイント
さてさて、エントリーフォーム最適化(EFO)について、ここまで説明してきましたが、実は、改善したいポイントは、もっともっとたくさんあります。ですが、実際に導入しようとするとプログラミングが必要だったり、簡単に導入できない項目も多いです。
例えば、
◯半角全角は自動変換する
◯エラーは入力中に表示する
といった改善点は、エントリーフォーム最適化(EFO)にとても効果の高い手法ですが、これはプログラミングが必要になりますので、導入の敷居が高いです。エントリーフォーム最適化(EFO)は、取り組み始めると奥が深く、細かいポイントを含めると、対応策は無限と言っても良いでしょう。
この記事では、プログラミングの必要が無い、「簡単に導入できるけれど効果の高い改善点」に絞ってご紹介いたしました。まずは、ここに記載されている内容から取り入れてみてもらえると嬉しいです。
無料プレゼント
【Web担当者向け】SNS集客の全体像を55分で把握できる動画
受講料50万円で提供していた【ソーシャル・マーケティング認定コンサルタント養成講座】のエッセンスを凝縮した動画を無料プレゼントしています。
関連記事
-
-
★工務店さんのウェブサイトは施工事例がとっても大切。
日々、現場で作業をしていて施工事例はたっぷりあるけれど、自社サイトに最新事例をアップできていない。そんな会社様も多いと思います。…
-
-
ウィンドウを2分割して表示するChromeのアドオン「Split Screen」
ホームページ制作をしていると、表示のチェックするために複数のブラウザウィンドウを開くので、デスクトップにウィンドウがたくさんあっ…
-
-
Photoshop無料レイヤースタイル&ベクトルデータ&ブラシ&プラグインまとめ
目次1 レイヤースタイル集2 ベクトルデータ集3 ブラシ集4 プラグイン集5 グラデーション6 塗りつぶしパターン集7 アクショ…
-
-
LINE機能紹介:“知る人ぞ知る”超ヤバイ新機能「LINEビジネスコネクト」
LINE公式アカウントは、導入費用が1,000万円しても余裕で回収できるらしいです。 リクルートもLINE公式アカウント始めまし…
-
-
素人でも簡単にロゴが作成できる便利なサービス
何かのサービスを立ち上げるの時には、ロゴが必要になることが多いので、こういったサービスは嬉しいですね。ある程度のデザインセンスは…
-
-
リンクに良く使われている「>>」記号をHTMLで表示する方法
リンクの部分に「»」という記号を「>>」のように2文字ではなく、1文字で表示したい。 そんなときには。 …
-
-
LINE@の新機能「お問い合わせ」機能のスゴさとは
店舗ビジネスに、もはやホームページが必要なくなってしまうかもしれません。LINE@にすごい新機能が次々と追加されて…
-
-
20代、30代、40代は、どのソーシャルメディアをメインに使っているのか?【年代別ソーシャルメディアの利用状況】
「Facebook・LINE・Twitter、やめるならどれ?」調査 20代でのみ1位が異なる結果に ? しらべぇ | 気になる…
-
-
IE5.5, IE6, IE7, IE8の確認が同時にできる -IETester
ホームページを公開するときに大切なのが、複数のブラウザで表示を確認すること。 Internet ExplorerFirefoxG…
-
-
エントリーフォーム最適化(EFO)でお問い合わせの数を増やす。その1
ウェブサイトの改善では「入口」と「出口」を最適化することが最も重要です。「入口」の話は、SEOやら、PPCやら、いろいろあるので…