エントリーフォーム最適化(EFO)でお問い合わせの数を増やす。その2
投稿日時:
最終更新日時:2015/06/11 23:06
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大丈夫、あなたなら出来る!
ソーシャル・マーケティング協会 代表理事の白鳥友康です。
前回、エントリーフォーム最適化(EFO)の大切さについてお伝えしましたが、今回は実際にどの部分を修正すれば良いのかを説明していきますね。
まず、基本的な考え方として、
【お問い合わせページは、お問い合わせをしてもらうためだけに存在する】
ということを覚えておいてください。ですから、エントリーフォーム最適化(EFO)という意味は「お問い合わせをしてもらうこと」この1点に集約されます。
例えば、「デザインを綺麗にする」という修正は、エントリーフォーム最適化(EFO)にも該当しますが、「見栄えを良くしたい」という意図で行っているわけではない。ということです。
前置きが長くなりましたが、それでは進めていきましょう。
★お問い合わせフォームは、セールスページだと思え
先ほど【お問い合わせページは、お問い合わせをしてもらうためだけに存在する】とお伝えしました。この「ただ一つのアクションをしてもらうために存在するページ」の代表的なものとして、セールスページ(ランディングページと呼ぶ場合もあります)があります。
勉強熱心な人はセールスページという言葉を知っているでしょう。これは世界中のマーケッターが研究に研究を重ねて、「どうすれば訪問者に商品を購入してもらえるか?」を極限まで突き詰めたページです。
お問い合わせフォームというのは、「ただ一つのアクションをしてもらうために存在するページ」という点から、セールスページのノウハウと同じノウハウが使えます。
★1カラム型のレイアウトが良い
セールスページは「1カラム型のレイアウト」が良いとされています。通常のウェブサイトというのは、上部にグローバルメニュー、左側か右側にサブメニューが表示されていると思います。これらのメニュー項目を排除し、コンテンツ部分のみを抽出したレイアウトのことを「1カラム型レイアウト」と呼びます。
なぜ「1カラム型レイアウト」にするのか?その理由は、余計なリンクをクリックさせたくないからです。お問い合わせフォームでは、お問い合わせをしてもらわなければ意味がありません。ですから、メニュー項目をクリックして他のページに移動して欲しく無いのです。
★入力項目は少ないほど良い
「メールマガジンに登録してもらうページで名前も入力してもらった方が良いですか?」という質問を良く受けます。この質問への答えは「No」です。
「ユーザーは入力項目が一つ増えるたびに離脱していく」と考えてください。メールマガジンは、メールアドレスだけ分かれば配信が可能です。つまり、「登録数を増やす」という1点から見ると、名前の項目は不要というわけです。
次回へ続きます。
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