ソーシャルメディアでは今までの考え方が逆効果になりかねない
投稿日時:
最終更新日時:2013/03/17 07:03
この記事は約 2 分で読めます。
大丈夫、あなたなら出来る!
ソーシャル・マーケティング協会 代表理事の白鳥友康です。
?ソーシャル時代のマーケティング・マインド【第1回】
すでにマスメディア中心の時代は終わりを告げました。ソーシャルメディアをマーケティングに活用するなら、それに合わせた正しい心構えを身につける必要があります。この連載では、マーケティングにおけるメディアの役割とその手法の変遷を追いながら、ソーシャル時代のマーケティング・マインドについて説明していきます。
★お金がすべて!? マスメディア中心の時代
まずは、ソーシャルメディアが誕生する前、日本では高度経済成長期?バブル崩壊あたりまでの時代に特に適用されていた考え方、皆さんご存知「AIDMA」です。ローランド・ホールが提唱した、ユーザーが商品を購入するまでに通るステップを示したものですね。
よく知っている方も多いとは思いますが、マーケティングの変遷を知ることで、ソーシャル時代の対策が見えてきます。改めて再確認してみてください。
◯Attention 注意 「何だろうこれ?」
◯Interest 関心 「面白そう!」
◯Desire 欲求 「欲しい!」
◯Memory 記憶 「覚えておこう」
◯Action 行動=購買 「買っちゃった」
テレビや雑誌などのマスメディアから商品を「認知」し、興味、関心を持つことで、欲しいという欲求が生まれます。その欲求が強くなると、覚えておこうと記憶される「感情」の変化を経て、商品の購入という「行動」に至るという法則です。
このAIDMA式のマーケティングで重要な点は、マスメディアがとても大きな役割を担っているということです。商品の認知から、感情を動かし、購入させる直前まで、すべてをマスメディアが担当しています。
この時代のマーケティングは、一般ユーザーの情報源がテレビ中心だったため、マスメディアを活用できる企業、つまりたくさんお金を使える企業が勝つという、単純明快なルールでした。
しかし、このルールはソーシャル時代には通用しません。「お金を使えば売れるんでしょ」という考え方がとても危険なのです。どうして危険なのかは、次回以降にご説明しますね。
無料プレゼント
【Web担当者向け】SNS集客の全体像を55分で把握できる動画
受講料50万円で提供していた【ソーシャル・マーケティング認定コンサルタント養成講座】のエッセンスを凝縮した動画を無料プレゼントしています。
関連記事
-
-
ソーシャルメディアは今までの広告媒体とは違う。
手間を掛けなければ結果なんて出ない。でも手間を掛ければ絶対的なファンを作ることが出来る。だからこそ、中小企業でも大企業と同じ土俵…
-
-
「いいね!」のやり過ぎで警告は聞いたことがありますが、2日間停止があるとは初めて知りました。
「いいね!」のやり過ぎで警告は聞いたことがありますが、2日間停止があるとは初めて知りました。 茂木 一寿「いいね」の利用が2日間…
-
-
これは便利!
これは便利! Twitter/facebook/mixi/GREE/Evernote/はてブのボタンを超カンタンに作れる jQu…
-
-
多くの人が無意識に使っている、失礼なメールの末筆
メールの末尾に「それではご返答のほどよろしくお願いします。」とか「それではよろしくお願いします。」とか、気軽に書く方がいらっしゃ…
-
-
【FB投稿ノウハウ】アメブロ記事を紹介するときは自分で紹介コメントを書く
ブログとFacebookの連携についてです。アメブロには、記事を投稿するときに「Facebookに投稿」という機能があると思いま…
-
-
これから日本でWebサービスやるなら、こんなのはどう?リスト
世の中には、数多くのウェブサービスが生まれそして消えていっていますが、 「これから何か始めたい」 というあなたに参考になる記事を…
-
-
この機能はヤバイです。取り入れた方が絶対に良いです。
この機能はヤバイです。取り入れた方が絶対に良いです。 【速報】Facebookの新コメントプラグインが凄過ぎる!/twitter…
-
-
【参考になるWebデザイン】
ウェブページの基本的なレイアウトを大きく崩さず、使い勝手を確保しながら、独自性を出す。 アカデミックな雰囲気を残しつつ、女性向け…
-
-
動画も携帯から簡単に投稿できる時代
Facebookでは、写真の投稿が一番ニュースフィードに表示されやすいので、現在は写真の投稿が一番多いですが、動画の投稿もぜひチ…
-
-
協会を立ち上げてから神様に感謝するようになりました。
ご先祖様に感謝。高尾山までお墓参り。九星気学、四柱推命、算命学など、私は妙にそういった関係のクライアントが多いこと…